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クリティアボトルの強さとしなやかさ

クリティアのボトルの強さとしなやかさ~プリフォーム~

2回目の工場見学は、
ペットボトルの赤ちゃんプリフォームを作っている西桂工場を見学しましょう!

矢田さんと森末 ご案内は前回も登場した矢田さんです(^^)
工場見学スタイルでいざ!

世の中にあるペットボトルは500mlも12Lも、すべてプリフォームから作られます。

射出成形機で成形されたプリフォームブロー成形機で膨らませてペットボトルを成形します。

☆豆知識☆
射出成形機は、プラスチック製品を加工する機械なので、「金型」さえあれば、どんなプラスチック製品でも作ることができます。
「ミント風味のシュガーレス清涼菓子」のケースも「射出成形機」で作られているとのこと(前職で作られていた方がいたそうです)。


プラスチックの材料(樹脂)を溶かし、金型に充填し(射出)、固めて形を作ります(成形)。ので射出成形機といいます。
※「ブロー成形機」は富士吉田工場にありますので、また別途ご紹介いたしますね。

PET樹脂 PET樹脂1トンずつ投入します
その後、2度にわたって100℃以上の熱で乾燥させます。
少しでも水分が残っていると強度のあるペットボトルができません。

溶かした樹脂を金型に充填 240℃で溶かしたPET樹脂をピストンで金型に充填しています。
空気が入らないように押し出し充填します。

溶かした樹脂を金型に充填冷やして型から外します

当初、クリティアのペットボトルは、ボトルの状態に成形されたものを他社から購入していました。一昨年、工場拡張に伴い、ブロー成形機を導入、プリフォームを他社より購入し、膨らませてボトルを作る、というところまでになりました。

そして昨年11月、とうとう射出成形機を導入し、プリフォームから自社で作成することになりました!
これで、何かの事情で一箇所で生産ができなくなった場合のリスク分散と、自社開発することにより、より薄くエコで丈夫なボトルを作っていけるようにという体制が整いました!

「検査は人の目で行っています。バックライトに当てて偏光板を付けて見るとプリフォームの樹脂の流れが模様になって見えます。不良があると模様が変わるのでわかります。」

検査

カメラの前に偏光板をつけて見せていただきましたが、確かに流れが見えます。

偏光板

「ひとつひとつ目視で確認するのは大変ですね。」
と言う私に矢田さんが活き活きとした目で言いました。

矢田さん

「昨年11月から西桂工場が稼働し、今年1月から24時間稼働していますが、西桂工場みんなで、不良品をなくし、良い仕組みを作ろうと取り組んでいるため、とてもやりがいがあります!今は別のチームのメンバーも入ってくれて運用しています。ありがたいです。
クリティアのペットボトルはすべてこのプリフォームから始まっているので、お客様にご迷惑をかけないのはもちろん、お水の充填段階で問題に気づくのでもなく、自分達が100%の品質で提供できれば間違いないので、100%の品質を目指しています!」

別のスペースでは、保管中の水漏れを検証するために充填済のペットボトルを積み重ねてチェックしていました。

ボトル積み重ね
※負荷チェックのために特別このような積み方をしています。

ペットボトルの品質の責任はプリフォーム開発の責任、熱い責任感を感じました。
こうした一人一人のコダワリ、責任感により、クリティアの品質は保たれているのですね。

お客様に安心して使っていただけるように、今後ともクリティアがんばります!

Posted by クリティア on 2016年3月4日